【子猫をおうちに迎えたら】

●混合ワクチン
初年度(子猫図1):1ヵ月おきに3回 翌年以降:1年に1回

【混合ワクチンの必要性】
生後1か月半~3か月頃の子猫は、母猫からもらった初乳の免疫(移行抗体)が徐々に減り、色々な感染症にかかるリスクが出てくるため、複数回のワクチン接種が必要となります。

初年度のワクチン接種について(子猫図1)

ワクチンの種類

◆コアワクチン :猫汎白血球減少症(猫のパルボウイルス感染症)、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症。
すべての猫が接種するべき、猫にとって危険で死の恐れもあるウイルス 。


◆ノンコアワクチン:FeLV(猫白血病ウイルス)。
任意で接種するべき、生活環境などに応じて感染リスクのあるウィルス

【毎年のワクチンの接種を避けたい場合】
ワクチン抗体価の測定(血液検査)によって抗体価が低い場合にのみ追加接種することもできます。 ワクチンアレルギーの既往がある子にもお勧めです。

●フィラリア予防
4~12月:月に1回

【フィラリア症】
・成長すると心臓の中で長さ20~30㎝にもなる紐状の寄生虫が、によって感染する病気です。感染すると重篤の場合は死に至ることがありますが、1ヶ月に1回の投薬で確実に予防することができます。
・犬の病気と思われる人も多いかもしれませんが、実は猫への感染も多数報告されています。

フィラリアの症状

【症状】
・猫が感染すると、重篤な場合は呼吸困難や喘息症状を引き起こし、場合によっては突然死することもあります。
犬と違い、確定診断が難しく発症すると手遅れになるケースが多くあります。


【予防期間】
・関東地方では、4月から12月までのおよそ9ヶ月間の投薬が必要です。
・子猫でも、生後2ヶ月齢以降は投薬することをお勧めします。


【薬の種類】
・予防薬の種類はスポット(背中に垂らす)タイプがあります。

●ノミ・マダニ・消化管内寄生虫予防
通年:月に1回

【感染した際の症状】
・感染すると、皮膚炎(ノミ)やバベシア症・ライム病(マダニ)を引き起こします。
・マダニはSFTS (重症熱性血小板減少症候群)というヒトの命の危険性がある感染症を引き起こすウイルスを媒介することもあるため、その予防の重要性が高まっています。

予防期間・薬の種類

【予防期間】
・特に春先から秋までは活動が活発で寄生するリスクが高まります。
・しかし、寒い期間もノミやマダニは生息する為、年間を通しての予防がおすすめです。


【薬の種類】
・フィラリアの予防薬と同様にいろいろなタイプの予防薬があります。飲み忘れた月には寄生するリスクがありますので必ず毎月予防することが重要です(猫図2)

マダニの生活環(猫図2)

※一回落ちてもまた付着することがあります。(定期的な予防と生活環境の清掃が必要です)

マダニ付着時の様子

※無理に引っ張ると顎が残り皮膚炎を起こすことがあります。(動物病院にご来院ください)

●CAT ドッグ(健康診断)
初年度:糞便検査 翌年以降:1年に1回

ペットショップやブリーダーから来た場合、お腹の腸内細菌のバランスが乱れていたり、寄生虫などがいることがあります。まずは糞便検査、また遺伝性の病気や感染症などがないか身体検査なども含めて病院でしっかり受けることを推奨します。

【猫の老化速度】
・猫の成長はとても早く、猫の1歳は人間のおよそ15歳、その後の成長は1年ごとに4歳ずつ年をとっていくと言われています。
・1年に1回の健診でも人間に置き換えると、4-7年に1回ということになります。
※見えない場所で進行する病気や自覚症状の無い病気などもあるため、健康診断を定期的に行い、予防や早期発見に努めることが大切です。

●避妊手術(女の子)・去勢手術(男の子)

【女の子】
・中高年期(6歳頃)を過ぎるとホルモンのバランスの影響で色々な病気を発症するリスクがあります。
・乳腺腫瘍の9割が悪性と言われていますが、1歳までの避妊手術で大幅にその発生率を下げることができます。(猫図3)
※手術推奨時期:1歳まで
【男の子】
・攻撃的な性格や尿マーキングなどの問題行動を減らすこともあります(手術しても変わらない場合があります)。
・停留睾丸の場合には腫瘍化するリスクが高いので手術をお勧めします。

猫の避妊手術/去勢手術のメリット・デメリット(猫図3)

【手術を希望される場合】
・手術前検査としては胸部レントゲン検査や血液検査が必要になります。
・麻酔のリスクは伴う為、ご家族でしっかりご相談ください。

●マイクロチップ

【マイクロチップとは】
・世界で唯一の番号が記録され、大切なペットを守る身元証明の役割をしてくれます。
・名前や生年月日、飼い主様のご連絡先などの情報を世界のどこにいても確認できるようになっています。
・具体的には迷子、盗難、逃亡、災害、事故など不慮の事態に陥ったときに役立ちます。
・外れてしまうかもしれない首輪や鑑札ではなく皮下に装填可能であることが、マイクロチップの大きな特徴です。

※長さ約11~13.5mm×直径約2mmの細長いカプセル状
※カプセルは生体適合ガラスなど拒絶反応を起こさない素材でできており、装填によってアレルギーなどの副反応が起こることは非常にまれです。

【マイクロチップ装着の義務化】
・ペットが入国/出国する場合は、検疫制度によりマイクロチップの装填が義務づけられています。
・2019年6月に改正動物愛護法が成立したことによって、ペットショップなどで販売される犬・猫へのマイクロチップの装着が義務化され、一般の飼い主さんに対しては努力義務となりました。

【子犬をおうちに迎えたら】

●混合ワクチン
初年度(子犬図1):1ヵ月おきに3回 翌年以降:1年に1回

【混合ワクチンの必要性】
生後1か月半~3か月頃の子犬は、母犬からもらった初乳の免疫(移行抗体)が徐々に減り、色々な感染症にかかるリスクが出てくるため、複数回のワクチン接種が必要となります。

初年度のワクチン接種について(子犬図1)

ワクチンの種類

◆コアワクチン :犬ジステンパー、犬パルボウイルス、伝染性肝炎、狂犬病
すべての犬が接種するべき、犬にとって危険で死の恐れもあるウイルス。


◆ノンコアワクチン:レプトスピラ。
任意で接種するべき、生活環境などに応じて感染リスクのあるウイルス
※レプトスピラはネズミのおしっこで媒介されます。お住まいの地域でネズミを見かける場合やキャンプや山などに頻繁に行く場合、接種が必要になります。

【毎年のワクチンの接種を避けたい場合】
ワクチン抗体価の測定(血液検査)によって抗体価が低い場合にのみ追加接種することもできます。 ワクチンアレルギーの既往がある子にもお勧めです。

●狂犬病ワクチン
4~6月:1年に1回

【狂犬病】
狂犬病に感染している動物に噛まれることで感染し、発症すると100%の確率で死亡する恐ろしい病気です。
これは人にも感染する人獣共通感染症です。

狂犬病ワクチン

【狂犬病予防法】
生後90日以上の犬は、1年に1回の狂犬病予防接種を受けて自治体に登録するという決まりがあります。
また、生後初めて接種するときは、自治体への登録も一緒に行う必要があります(登録は一生に1回です)。


【代行サービス】
自治体への登録は馬車道ペットクリニックでも代行手数料無料でお受けいたします。
※狂犬病予防注射済票交付料¥550および初年度のみ¥3.000の実費はかかります。

●フィラリア予防
4~12月:月に1回

【フィラリア症】
・成長すると心臓の中で長さ20~30㎝にもなる紐状の寄生虫が、によって感染する病気です。
・感染すると重篤の場合は死に至ることがありますが、1ヶ月に1回の投薬で確実に予防することができます。

フィラリア予防

【予防期間】
・関東地方では、4月から12月までのおよそ9ヶ月間の投薬が必要です。
・子犬でも、生後2ヶ月齢以降は投薬することをお勧めします。


【投薬前検査(血液検査)】
・フィラリア症予防の開始前には、感染の有無を確認するための抗原検査(血液検査)が必要になります。
 感染している場合に投薬をしてしまうと、アナフィラキシー症状を起こすことがある為です。


【薬の種類】
・予防薬の種類もおやつタイプ・スポット(背中に垂らす)タイプ・錠剤タイプなどいろいろな種類があります。

●ノミ・マダニ・消化管内寄生虫予防
通年:月に1回

【感染した際の症状】
・感染すると、皮膚炎(ノミ)やバベシア症・ライム病(マダニ)を引き起こします。
・マダニはSFTS (重症熱性血小板減少症候群)というヒトの命の危険性がある感染症を引き起こすウイルスを媒介することもあるため、その予防の重要性が高まっています。

予防期間・薬の種類

【予防期間】
・特に春先から秋までは活動が活発で寄生するリスクが高まります。
・しかし、寒い時期もノミやマダニは生息する為、年間を通しての予防がおすすめです。

【薬の種類】
・フィラリアの予防薬と同様にいろいろなタイプの予防薬があります。
 飲み忘れた月には寄生するリスクがありますので必ず毎月予防することが重要です(犬図2)。

マダニの生活環(犬図2)

※一回落ちてもまた付着することがあります。(定期的な予防と生活環境の清掃が必要です)

マダニ付着時の様子

※無理に引っ張ると顎が残り皮膚炎を起こすことがあります。(動物病院にご来院ください)

●DOG ドッグ(健康診断)
初年度:糞便検査 翌年以降:年に1回

・ペットショップやブリーダーから来た場合、お腹の腸内細菌のバランスが乱れていたり、寄生虫などがいることがあります。まずは糞便検査、また遺伝性の病気や感染症などがないか身体検査なども含めて病院でしっかり受けることを推奨します
・1年に1回の健診でも人間に置き換えると、4-7年に1回と言われています。
※見えない場所で進行する病気や自覚症状の無い病気などもあるため、健康診断を定期的に行い、予防や早期発見に努めることが大切です。

●避妊手術(女の子)・去勢手術(男の子)

【女の子】
・中高年期(6歳頃)を過ぎるとホルモンのバランスの影響で色々な病気を発症するリスクがあります。
・子宮や乳腺の病気は早期に避妊手術をすることによって、発生率を抑えることができます(犬図3,犬図4)。
※手術推奨時期:初回発情前~初回発情から2ヶ月後一般的には約6ヶ月で初回発情が到来し、その後6ヶ月2回目の発情がきます。)
【男の子】
・去勢手術をすることにより、攻撃的な性格や尿マーキングなどの問題行動を減らすこともあります。
・停留睾丸の場合には腫瘍化するリスクが高いので手術をお勧めします。

犬の避妊手術/去勢手術の
メリット・デメリット(犬図3)

犬の避妊手術のタイミングと
乳腺腫瘍発生率(犬図4)

【手術を希望される場合】
・手術前検査としては胸部レントゲン検査や血液検査が必要になります。
・麻酔のリスクは伴う為、ご家族でしっかりご相談ください

●マイクロチップ

【マイクロチップとは】
・世界で唯一の番号が記録され、大切なペットを守る身元証明の役割をしてくれます。
・名前や生年月日、飼い主様のご連絡先などの情報を世界のどこにいても確認できるようになっています。
・具体的には迷子、盗難、逃亡、災害、事故など不慮の事態に陥ったときに役立ちます。
・外れてしまうかもしれない首輪や鑑札ではなく皮下に装填可能であることが、マイクロチップの大きな特徴です。

※長さ約11~13.5mm×直径約2mmの細長いカプセル状
※カプセルは生体適合ガラスなど拒絶反応を起こさない素材でできており、装填によってアレルギーなどの副反応が起こることは非常にまれです。

【マイクロチップ装着の義務化】
・ペットが入国/出国する場合は、検疫制度によりマイクロチップの装填が義務づけられています。
・2019年6月に改正動物愛護法が成立したことによって、ペットショップなどで販売される犬・猫へのマイクロチップの装着が義務化され、一般の飼い主さんに対しては努力義務となりました